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ゼンマイ刃・ソリューション Q&A



『現場のお悩み』募集しております!
お寄せいただいた内容をソリューションページで事例として紹介させていただきます。


※件名欄に「現場のお悩み」とご記載ください。

※社名・お名前・ホームページの公開は絶対に致しません。ご安心ください。





■問題(1) 糊切れ問題への対処方法 −刃に付着する糊への対処方法は?−
■対処(1)
使用する刃
副資材

ぜひお試しください!
Siミラー刃 最上級の非粘着コーティング


条件により対処方法は様々です。
糊の種類によってフッ素刃がよい場合やシリコン刃がよい場合またミラー刃にフローテープがよい場合などがあります。
刃材の形状も選択する必要があります。鋭角な刃材でシャープに切るか鈍角な刃材で押しつぶしように切るか機材の種類、セパレーターの種類によって選択します。
一般的にフローテープはかなり効果があり、どのような場合にも使用する方がいいと思われます。
刃材とフローテープをあわせて使用する方法が効果が高く、よく使われている方法です。
フローテープの使い方でも一般的に刃材に貼り付けて使用しますが、場合によって二重張りして使用し、のりの付着具合により上の一枚を張り替える使い方が効果的です。たとえば1万ショット使用したら上の一枚を張り替えるなどです。
ポリマックス・スプレーは糊切れに特化したスプレーで非常に効果があります。 弱点として、スプレーと言う形態から効果を持続させるのに度々吹き付ける必要があり、小ロット加工向きと言えます。スプレーでの塗布が難しい場合はグルーバリアハードコートがおすすめです。
このような対処方法以外にも、空調で室温を下げることも効果的です。低温低湿度のほうが当然加工はスムーズになります。実際に加工する前に原紙を低温室に置いておくだけでも効果があります。



■問題(2) ムラ取り問題への対処方法 −抜きムラの発生を少なくする方法は?−
■対処(2) 
作業上必ず直面する問題で、解決方法はいろいろあり、オペレーターの方々それぞれにノウハウをお持ちだと思います。基本的に抜き型自体の問題抜き型の使用方法の問題に分けて考えられます。
 
【抜き型の問題】
ゼンマイ刃の場合、ある程度のムラ取りは仕事の一部と諦める方もいらっしゃいますが、ゼンマイ刃の刃型で一番ムラ取りの少ない形状は貫通刃、つまり裏板がないものです。裏板(補強板、高さを調整する裏板)は成形物である以上そのもの自体にひずみが必ずあります。また、裏板と刃のベースを固定するために両面テープを使用する場合が多く、これも抜きムラの原因になります。昔のゼンマイ刃と違い、現在のゼンマイ刃は精度も高くその高精度を生かすために裏板はない方が良いのは歴然です。
また、ゼンマイ刃の弱点としてつなぎ目がありますが、ピンスポット溶接加工(機材を使わずに溶接し瞬間に冷却して熱変化による劣化させない方法)を施すことによりシームレスに近くなり、この問題も解決できます。(通常の溶接加工では熱変化により溶接部分の刃材自体の耐久性に劣化が起こります。)
いろいろな方法でゼンマイ刃の抜きムラを無くす製作方法を開発、提案しておりますが、ゼンマイ刃で変形の多面付けの型等の場合(面付けや形状によって様々です)ブレード(刃材)を樹脂ベースに埋め込んで作成するため、物理的に若干のソリや歪が出ることがあります。このような場合、ゼンマイ刃ではなくミールダイで抜き型を製作することをおすすめ致します。
ミールダイの平圧抜きの効用
長年、平圧抜きはゼンマイ刃(ビク型)が一般的に使われてきました。現在ゼンマイ刃も裏板の付いたタイプから裏板無しのタイプまで広く使われるようになり、抜きムラの問題もずいぶん解決されましたが、その構造上、樹脂板と刃金の組み合わせであるため克服できない問題があります。また刃金を曲げ加工する上で精度的な問題もあります。(刃金の厚みによる問題、硬度を出す焼入れの制度による曲げ加工の影響など)刃金を支えるベースになる樹脂版もアクリルのように割れやすい点や刃金を組み込んだときの起こるソリの問題が発生します。(割れる問題について当社は独自のベース材を使い克服しております。)
ミールダイは一般的に腐食刃と分類しておられる方が多いようですが、実は彫刻刃と同じように精密切削により刃を構築して作成します。近年の加工機の進歩、高精度な加工機材を使い、まさにミクロン単位の刃型を製作しております。
ミールダイを使用することでゼンマイ刃では克服できない問題を解決でき、多面付けやゼンマイ刃で加工できない細かい加工またミクロン単位の精度も可能です。 ミールダイの作成の大きな特徴として、まず精密研磨により加工材料を均一の指定刃高にし、その後刃を指定角度に作成します。この作業工程により刃高にムラがなくなります。このミールダイを使用することにより刃型取り付けにかかる時間、ムラ取りの時間、ムラ取りに要する材料の無駄を大きく軽減できます。
 
【使用方法の問題】
まず何より大事なことは、機械のメンテナンスです。機械の中の清掃が第一です。水平は取れているかゴミは詰まっていないかなど基本的なことですが、再度確認すると思わぬ落とし穴があります。
次に、刃型の受け側の材料ですが、ベークライトは絶対に歪みます。ベークライトは多く使われてきましたが、新品のものでも大きな歪やソリがあり使用していない物でも時間がたつとソリがより大きくなります。
ステンレス版や鋼鈑の使用をお勧めします。出来るだけ枚数は少なくし、そのステンレス版・鋼鈑の上で抜いてください。(ステンレス版や鋼鈑も使用頻度によりソリが出てくるのでそのときは交換してください)
場合によりステンレス版、鋼鈑の上にペット材(200ミクロン以上200ミクロン以下のものはソリが出ます。250ミクロン推奨)を載せ、その上で抜く方法があります。ゼンマイ刃などでムラ取りが必要な場合、切れないところを高くするのではなく、切れすぎるところを削って低くします。切れない部分を高くする方法だと、刃に貼り足したものがショット数を重ねると変化しますが、ペット材を削って行ったムラ取りではショット数による変化はありません。



■問題(3) 刃のダメージの問題 −カット不良発生時の対処方法は?−
■対処(3)
副資材
・ペットシート
   

破損した刃先

左:破損した刃先  右:正常な刃先  

シールの欠けなどのカット不良の原因の一つに、刃の傷みがあります。基材を貫通し、刃がプレス機の土台に当たるなどして刃が潰れてしまうと切れ味が全く損なわれます。
マシンの調整はオペレーターの方の匙加減ですが、ペットシートを使って刃の破損を軽減することができます。
プレス機の鉄板にペットシートを取り付けるだけでクッションになり、刃が強く当たるのを防止します。ただし、ペットシートに刃が食い込むので、抜き物にもやや食い込みが発生します。
素材や仕上がりによって使用の可否は異なりますが、刃の破損を予防できる方法です。
 




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